鳴門市の阿波踊り開幕を夜に控えた9日午前、同市鳴門町土佐泊浦の鳴門公園千畳敷で恒例の「初踊り」が行われた。踊り子たち約40人が大鳴門橋をバックに乱舞を繰り広げた。
市職員らでつくる「なると市連」(森岡正則連長)と鳴門うずしお大使の松木里奈さん(22)、西川奈那子さん(21)が出演し、力強い男踊りやしなやかな女踊りを披露した。
観光客も一緒に踊り込む場面もあり、鳴門海峡に響き渡る軽快なぞめきのリズムに合わせて大粒の汗を流していた。
鳴門市の阿波踊りは11日までの3日間、鳴門駅西側の特設演舞場で毎日午後7時から開かれる。