写真を拡大 家の土台となる木材を掛矢(かけや)で打ち込んでいく。

はなおか建築部社員大工 藤川怜さん(27・吉野川市出身)

 大工の父を見て育ち、同じ職人の道を志した。貞光工業高校を卒業後、日本工科専門学校(兵庫県)で建築技術の基礎を勉強し、20歳の時、北島町の住宅会社「はなおか」に入社。見習い大工として5年間修練を積み、現場を束ねる棟梁を任されるようになった。年間2、3棟の木造住宅の新築を手掛け、リフォームやメンテナンスも行う。「棟梁になって初めて棟上げを終えて上棟式に参加した時に、親方としての立場に身も心も引き締まったし、責任感がみなぎってきたのを覚えています」と初心を忘れない。お客さんの要望を汲みとりながら、暮らしやすさを考えて棚やカウンターの高さを調整するなど細部まで考慮する。「家が完成して“棚をこの位置にしてよかった”“いい提案してくれた”って喜んでくださる姿を見るのが一番のやりがいです。お客さんとの会話を大切にして、今よりもっと一人前になれるよう経験を積んでいきたい」。

写真を拡大 「仕事が趣味!」というほど大工一筋。