写真を拡大 「重機に乗るのは面白い」と坂口さん。「センスがいい」と上司が期待を寄せる腕前。

高木建設 土木部 坂口龍希さん(20・美馬市出身)

 「勉強するより働きたい」と高校を中退し、16歳で高木建設へ入った。「型枠大工だった父のようになりたいと思ったんです」と照れながら話す。道路改良や護岸整備、山崩れを防ぐ山腹工事など、暮らしの基盤となる事業を幅広く手がける同社で、着実に力をつけている。入社後3年間はコンクリートを打ち込む型枠づくりに従事し、4年目になって重機を扱うようになった。現在担当しているのは、吉野川の無堤地区に堤防を築く工事だ。油圧ショベル・バックホウに乗り、慣れた手つきで巨躯を操り土を運ぶ坂口さん。「目標は何でもできる人になること。ベテランの人は急傾斜でもバックホウですいすい上がっていく。自分もあんなふうに動かせるようになりたいです」。バックホウでの作業の後、ブルドーザーで土を敷き均し、さらにローラーで締め固める。地域の暮らしを守る、その一翼を担う坂口さんの表情は逞しく輝いて見える。

写真を拡大 これまで橋脚の建設や林道の路面の舗装などを経験してきた。