夏の夜空を彩る天の川。月が出ない5月の新月を迎えた21日ごろから、雲のない晴れた日の夜には夜空を薄雲の筋のように南北に横切る姿が見られる。

 午前3時、阿波市吉野町柿原の吉野川堤防上から南へ向けてカメラをセットした。対岸の吉野川市の明かりと四国山地のシルエットの上に肉眼でも見ることができた。

 近年、建物の明かりなどの光害で都市部では見ることが難しくなったと言われる天の川だが、県内では暗い場所を選ぶと平野部でも見ることができる。

 撮影をしていた写真愛好家は「今年は空気の澄んだ日が多く、天の川も例年よりも鮮明に見える。コロナ騒動で中国の工場地帯が休業していたためか」と話していた。