多くの車が並ぶゆめタウン徳島の駐車場=24日午後5時ごろ、藍住町奥野

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が徳島で解除されて2度目の日曜日となった24日、県内の大型商業施設は大勢の買い物客でにぎわった。解除から10日が過ぎて緊張感も和らぎ、客足は回復しつつある。

 イオンモール徳島(徳島市)には、家族連れや若者ら大勢の買い物客が来店した。通常の日曜日と比較しても、客足は1階の総合スーパー・イオンスタイル徳島が8~9割、各専門店も7~8割まで回復しているという。3階のフードコートを訪れた市内の50代女性会社員は「家に引きこもる期間が長かったので、素直に楽しいと感じた」と笑顔を見せた。

 ゆめタウン徳島(藍住町)でも買い物客数は回復基調となっている。弓瀬敦支配人(57)によると、専門店休業中に例年の3割程度に落ち込んだ客数は、今週末に6~7割まで戻った印象という。夕食の材料を買いに来た徳島市の主婦(45)は「先々週はかなり少ない印象だったけど、今日は以前の人出と同じくらい。いつまでも客が来ないと店も困るだろうし、早くコロナ騒ぎが終わってくれれば」と話した。

 北島、阿南、石井のフジグラン3店舗を運営するフジ(松山市)によると、各店とも先週末より客数が増え、滞在時間も長くなっている。担当者は「緊急事態宣言の期間中は、食品を中心に買い物を手短に済ませていた。今週末は専門店などを回る家族連れらが増えた」と歓迎した。

 各施設は消毒液を設置するなど感染防止対策を徹底し、安心して来店できる環境を整えるとしている。