徳島県庁

 緊急事態宣言の全面解除を受け、徳島県は25日、感染症対策本部会議を開き、対処方針を改定した。都道府県をまたぐ移動の自粛を6月から段階的に緩和。観光やイベントも移行期間を設け、徐々に拡大する。

 政府の基本的対処方針に合わせた内容。都道府県をまたぐ移動の自粛は5月末までは継続し、北海道と東京、埼玉、千葉、神奈川を除く41府県との間で6月1日に解除する。19日以降は全面解除となる。

 観光は県内観光の振興から取り組み、状況を見て県外からも呼び込む。イベントは、屋内は収容率を50%以内として最大100人まで、屋外は人と人との距離を十分確保して最大200人までで実施するのを認め、段階的に人数の上限を緩和する。

 クラスター(感染者集団)の発生事例がある「繁華街の接待を伴う飲食店」やカラオケ、ライブハウスなどの利用自粛は5月末までは継続。6月1日からは国が示すガイドラインに沿って安全性の確保が徹底されているのを前提に、緩和を検討する。

 会議ではこのほか、「3密回避」や「新しい働き方」など新しい生活様式を取り入れた6項目の「とくしまスマートライフ宣言」を提示。飯泉嘉門知事は「県民や事業者と、感染症に強い徳島をつくり上げたい」と述べた。