シリア・イドリブの避難民キャンプで、子どもにマスクを配る支援団体のボランティア=19日(ロイター=共同)

 【ドバイ共同】内戦が続く中東のシリアやイエメンで、当局発表の新型コロナウイルス感染者数が実際より少ないとして「隠蔽」疑惑が拡大している。十分検査できない事情はあるが、現地で活動する非政府組織(NGO)は、実態と大きく異なると主張。うわさや真偽不明の情報も出回り、不安があおられている。

 シリアのアサド政権が25日までに公表した感染者数は106人、死者は4人。感染確認は首都ダマスカスやその郊外に集中し、反体制派の最終拠点、北西部イドリブ県では未確認だ。

 シリア人権監視団(英国)は、この発表を否定。政権は軍の兵士を病院に派遣して情報を管理しているという。