スペイン・バルセロナの日産自動車の工場=2014年5月(ロイター=共同)

 【パリ共同】スペインのブランコ産業担当次官は25日、日産自動車が同国のバルセロナ工場閉鎖を検討していることに関し「スペインや欧州からの撤退は日産にとり、バルセロナで投資するより高くつく」と表明し、とどまるよう訴えた。

 発表によると、産業省の見積もりでは、同工場閉鎖に日産が必要とする費用は10億ユーロ(約1180億円)を超える。一方、生産改善の投資には最大3億ユーロになるとしている。計算の詳細は不明。

 バルセロナ工場は3千人の従業員のほか、3万人の関連雇用を生んでおり、地域の経済にとり非常に重要。スペイン政府は既に日産経営陣に支援計画を提示した。