志国土佐時代の夜明けものがたり

 JR四国は26日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で運休している観光列車を、7月4日から順次再開すると発表した。営業時間を短縮している駅の切符発売窓口や、窓口業務を休止している直営の旅行代理店「ワープ支店」「ワーププラザ」は6月1日から通常営業に戻す。

 観光列車は3月以降、順次運休となっていた。このうち土讃線の「四国まんなか千年ものがたり」など3列車の運行を、感染防止対策をした上で7月4日から再開。4月にデビュー予定だった土讃線の「志国土佐時代の夜明けものがたり」も同日から運行を始める。

 県関係の38本を含め1日当たり特急75本、快速・普通15本が運休している定期列車は、6月中旬からの再開を目指す。

 1日当たり社員約150人を対象に実施している一時帰休は、駅や旅行代理店の窓口営業を通常に戻すなどして6月末までに4分の1程度に減らす。

 高松市で会見した半井真司社長は「7月からは県をまたぐ観光も徐々に出てくる。このタイミングで運行や営業活動を始め、誘客につなげたい」と話した。

 今後、四国4県の観光施設と連携して観光需要を喚起する。県内では、「四季料理森友」(美馬市)での食事と往復特急自由席切符を組み合わせたプランや、JR四国の宿泊施設「4S STAY(フォースステイ)」(三好市)を活用した日帰り旅行プランを売り出す。