持ち帰り用容器を返却すると50円引きしている「YRGカフェホーム」=徳島市南庄町5

 新型コロナウイルスの影響で料理のテークアウトを始めた徳島市南庄町5の飲食店「YRGカフェホーム」は、持ち帰り用プラスチック容器を返却したら全メニューを50円引きする取り組みを始めた。プラ容器による環境負荷を懸念し、回収してリサイクルに出すのが目的。

 対象は、同店の弁当用の容器2種類と、飲み物用のカップの計3種類。返却時に買い物をしない場合は50円を渡す。

 4月下旬から一部メニューの持ち帰りを始め、多いときは1日60個以上の容器を使うため、オーナーの山﨑剛生さん(42)が回収を決めた。集めた容器は、廃棄物処理などを行う「旭鉱石」(徳島市)に持ち込み、輸送用パレットの原料に加工される。

 対象容器に貼られた専用ステッカー(縦7センチ、横4センチ)は、山﨑さんの長男陽生ちゃん(4)が描いた。新型コロナを食べ尽くしてほしいという願いを込めて、アリクイの絵をデザインしている。

 環境保全に取り組むNPO法人「エコロジカル・ファーストエイド」(小松島市)副理事長を務める山﨑さんは「店のイメージアップも図れる。他の飲食店にも広がればうれしい」と話している。