北朝鮮が米領グアム周辺に弾道ミサイルを発射する動きを見せていることを受け、徳島県は12日、危機管理会議を県庁で開き、対応を確認した。
 
 飯泉嘉門知事ら19人が出席。危機管理政策課の担当者が、ミサイルが中国四国上空を飛んだ場合には全国瞬時警報システム(Jアラート)や緊急速報メールで総務省消防庁から県民に情報が配信されることを説明した。15日は北朝鮮の祖国解放記念日、9月9日は建国記念日に当たるため、その前後は特に警戒が必要になることも伝えた。
 
 漁業者には既に注意喚起していることや、徳島市の阿波踊り期間中に発射された際の対応については12日夕の踊り開幕前に開く実行委で確認することを各部局が報告した。
 
 知事は「PAC3の配備が進んでいるが、ミサイルが万が一落ちることもある。混乱を招かぬよう