会員制交流サイト(SNS)で知り合った男性に暴行を加えて現金を奪ったとして、強盗と傷害の両罪に問われた徳島市、元徳島市臨時職員の無職の男(34)の論告求刑公判が28日、徳島地裁であり、検察側は懲役6年を求刑した。

 検察側は論告で「暴行で恐怖を与えて現金を奪った行為は卑劣で、責任は大きい」と指摘した。弁護側は傷害罪の成立は認めたものの、強盗罪については関与を否定し、被害者に示談金10万円を払っているとして寛大な判決を求めた。

 起訴状などによると、徳島市、無職の男(21)=強盗と傷害の両罪で服役中=と共謀。昨年8月10日午前1時ごろ、同市応神町の飲食店駐車場で板野郡の20代男性会社員に暴行を加えて2週間のけがを負わせ、現金1万円を奪った。さらに藍住町のコンビニの現金自動預払機(ATM)で現金を引き出させ、7万5千円を奪ったとしている。