徳島市役所

 徳島市議会(定数30)は28日、臨時会を開き、市議の夏の期末手当を半額にする条例改正案を賛成多数で可決した。新型コロナウイルス対策に充てるため、市議からは半額削減と全額削減の2通りの条例改正案が提案されていた。

 提案理由説明で、半額案を示した宮内春雄氏(朋友会)は「先行きが不透明な状況を重く受け止め、議員も身を切る取り組みが必要」と訴え、全額案を唱えた玉野勝彦氏(自民)は「(半額削減という)中途半端な覚悟では市民感情を逆なでする可能性がある」と主張した。

 全額案の賛成討論では、古田美知代氏(共産)が「ボーナスどころか給料もまともに支給されない社会情勢を直視すべきだ」と強調。半額案の討論はなかった。

 武知浩之議長と退席した6人を除く23人で、先に半額案を採決した結果、賛成18で可決した。削減額は約1732万円となる。

 このほか、新型コロナウイルス対策費を盛り込んだ2020年度一般会計補正予算案6億8391万円(累計額1261億8831万円)を原案通り可決した。