徳島県庁

 徳島県は新型コロナウイルス感染拡大防止策として、人と人の間隔を空けるなど「新しい生活様式」に取り組む県内の中小、小規模、個人の事業者を助成する制度を設ける。間仕切りや換気設備の設置費用などを最大100万円負担する。5千件の利用を想定しており、予算規模は二十数億円になる見通し。飯泉嘉門知事が29日の定例会見で明らかにした。

 助成は▽おおむね10人以上が利用する集客施設が、客の利用するスペースに間仕切りを設けたり、体温を測るサーモグラフィーカメラを購入したりした場合に上限100万円▽事業所や収容人員10人以下の店舗で、換気設備を設置したりテレワークに必要な機器を購入したりする取り組みに上限50万円▽テークアウトの予約システムやキャッシュレス決済などのITシステム導入に上限20万円―の3種類。

 事業者が申請できるのはこのうち1種類で、原則として県内の事業者から調達や工事を行うのが条件。政府の専門家会議が新しい生活様式を提言した5月4日から8月末までの対策が対象となる。申請受け付けは6月15日から8月末まで。

 助成金は県の一般財源で立て替え、国の本年度第2次補正予算成立後に自治体に配分される地方創生臨時交付金を充てる予定。

 県は6月1日、事業者からの問い合わせに応じる専用窓口「がんばる事業者応援センター」<電088(621)2069>を設置する。