2019年3月、佐賀県基山町の私立東明館中学に通う2年の男子生徒=当時(14)=が自殺した問題で、学校側が、いじめの可能性があるとして設置した第三者委員会の報告書を非公表にすると決めたことが30日、運営する学校法人東明館学園への取材で分かった。「遺族が公表を望んでいない」と説明している。

 学園は、生徒が亡くなった前日の終業式には普段と変わらない様子で出席したとし、不登校などの異変もなかったと説明。一方で「いじめで自殺に追い込まれた疑いがある」として第三者委を設置し、調べていた。

 学園の担当者は「亡くなった事実に向き合い、再発防止に取り組みたい」と話した。