インタビューに応じるライブハウス「Soap opera classics Umeda」の片山行茂さん=30日午後、大阪市

 寄せられた声は、罵倒よりも励ましだった―。大阪市内の4カ所のライブハウスで2月から3月にかけて発生した新型コロナウイルスの感染者集団は、全国で80人以上に広がった。当時、大阪府の店名公表に応じた経営者が30日、6月1日の休業要請解除を前に「応援してくれる出演者やお客さんのためにもこの場所を残したい」と営業再開に向けた思いを語った。

 片山行茂さんが経営する大阪市北区の店舗で集団感染が起きた。店名公表後には嫌がらせのようなメールが届いた。でも、その何十倍、何百倍も励ましが寄せられ、片山さんの背中を押した。「罵倒だけだったら、やめていたかもしれない」と話す。