早朝からさおを振るう釣り人=勝浦町星谷

激流のよどみでアユを狙う釣り人=三好市山城町の吉野川

 徳島県内の主要河川で1日、アユ漁が解禁され、大勢の釣り人がさおの感触を楽しんだ。

勝浦川

 解禁日が例年の15日から1日に前倒しされた。勝浦町星谷の星谷運動公園周辺には約10人が早朝から訪れ、川底を滑らせるように針を動かして魚を引っかける「ころがし釣り」で狙った。遡上は例年よりやや多めで、体長10センチほどの小ぶりが目立った。

 午前5時から約3時間で約50匹を釣った男性(70)は「雨期になれば量も増えてくるだろう。塩焼きや雑炊にして食べるのが楽しみ」と話していた。

那賀川下流

 阿南市十八女町の十八女大橋付近や支流の加茂谷川(加茂町)では、約10人が川の浅瀬や岸からさおを振った。体長10センチ前後が多く、遡上は例年並み。釣り歴約30年の男性(87)は「百匹は釣って帰りたい」と笑顔を見せた。

吉野川上流

 三好市山城町国政の鮎戸ノ瀬では早朝から数人が岩場に陣取った。釣り針を川底に沈めてアユを引っ掛ける「ぴんぴん釣り」で狙ったが、遡上は少なめ。午前6時から昼すぎまで魚影を追ったものの釣果が4匹に終わった男性(75)は「残念。これからに期待したい」と話した。

海部川

 海陽町小川の皆ノ瀬橋周辺では、10人ほどが「友釣り」で当たりを待った。20センチ前後の魚体が多く、遡上量は例年並み。午前5時から6時間で25匹を釣り上げた男性(66)=徳島市=は「今年は型が大きいのが釣れている」と満足そうだった。