新型コロナウイルスの収束を願って打ち上げられた花火=1日午後8時ごろ、阿南市橘町

 全国の花火製造業者が1日、新型コロナウイルスの沈静化への願いを込め、午後8時に各地で一斉に花火を打ち上げた。徳島県内では阿南市3カ所と小松島市1カ所で、鮮やかな大輪の花が夜空に浮かび上がった。

 阿南市の橘湾では、岸火工品製造所(新野町)が医療従事者への感謝の気持ちを表現した単発の「青ボタン」を船上から打ち上げた。続いて色が変化する「時差式発光」など20発が、1分間にわたって放たれた。

 友人と駐車場で見ていた男性(42)=小松島市、会社員=は「元気になってほしいとの思いが伝わってきた。とても感動した」と話した。

 この他、市内の津峯山周辺と四国霊場22番札所・平等寺近くでも同時に花火が上がった。小松島市では、市山煙火商会(立江町)が10発を披露した。

 今夏の花火大会が相次ぎ中止となる中、「全国一斉悪疫退散祈願『Cheerup(チアアップ)!』花火プロジェクト」と銘打ち、約160業者が参加した。