小松島市役所

 老朽化している小松島競輪場(徳島県小松島市)の走路などを改修する工事の一般競争入札が、市の事務手続きミスで2回中止となっていたことが4日、分かった。当初、工事は2020年末までに完了させる予定だったが、遅れる見通し。市は「早急に対応する」としている。

 市建設管理課によると、中止となったのは走路の改修や照明設備の新設工事で、予算は約7億円。1回目は4月10日に入札を公告したものの、5月15日に中止に至り、1週間後に行った再公告も、今月2日に再び中止とした。

 1回目の入札では工事の工夫点を企業側が記述する提案書の中で「55行以内で記述」するよう求めておきながら、禁止事項で「48行以上の記述」と定めていた。

 2回目は応札企業の工事実績評価に、発注する自治体や団体によって採点方法が異なる出来栄え点を使っていた。

 いずれも入札公告後に市職員が内容を再確認して、ミスに気付いた。4日の市議会全員協議会で、茨木昭行産業建設部長らが報告した。

 茨木部長は徳島新聞の取材に対し「問題の部分を修正して6月中の再公告を目指す。入念にチェックし、ミスが起きないように努める」としている。