藍の葉が乾燥しやすいようにほうきでひっくり返す職人=上板町下六條の佐藤阿波藍製造所

 藍の葉を刻んで乾燥させる「藍粉成(こな)し」が8日、上板町下六條の佐藤阿波藍製造所で始まった。藍染の染料を作る最初の工程で、9月中旬まで続く。

 前日に刈り取った藍を裁断機で1・5センチほどに刻み、軽い葉と重い茎を選別。葉が表裏とも乾燥するよう、職人がほうきでひっくり返した。9月から葉を発酵させる「寝せ込み」が始まり、12月に藍染の染料となる「蒅」が完成する。

 藍師の佐藤好昭さん(56)は「昨年より良い藍を作るため、暑い中でも一つ一つの作業に丁寧に取り組みたい」と話した。