徳島県庁

 徳島県は10日、認可保育所や認定こども園などに希望しても入れない県内の待機児童が4月1日時点で61人(速報値)だったと発表した。昨年同時期に比べ12人少ない。

 県によると、待機児童がいるのは徳島、阿南、北島、藍住の4市町。徳島市が37人(昨年比2人減)で最も多く、昨年から7人増え17人となった北島町が続いた。昨年はゼロだった阿南市と藍住町がそれぞれ6人、1人だった。

 徳島市は新たな保育施設が開設されるなどしたものの、申し込みが昨年に比べて37人増えた。北島町も定員を40人増やしたが、昨年より49人多い656人が申し込んだ。県全体の申し込み数は1万6830人で、昨年に比べ132人多い。

 昨年4月1日時点で待機児童がいた阿波市(11人)や上板町(8人)、佐那河内村(2人)など5市町村は、新施設の開設や申し込み数の減少で解消した。

 県は国の「子育て安心プラン」に基づき、「来年4月時点で待機児童ゼロ」を目標に掲げる。徳島市は内藤佐和子市長の方針転換で先行きが不透明になっているものの、阿南、北島、藍住の3市町では来年度、計5カ所の施設を新設、増築して定員を増やす予定。次世代育成・青少年課は「受け皿となる施設の整備を引き続き進めていく」としている。