徳島県教委が、昨年4月の熊本地震で大きな被害を受けた熊本県益城町(ましきまち)にある広安西小学校の児童との交流を目的に派遣した高校生24人が20日、熊本入りし、熊本城(熊本市)の被害状況を見学した。
熊本を訪れたのは、城ノ内、城北、徳島商業、鳴門渦潮、小松島、那賀、阿波、川島の8校の2、3年生。
熊本城では、修復のために足場で覆われた天守閣や、土台部分の石垣が崩れて一部が宙に浮いた状態になっているやぐらを見学。ガイドから「すべて修復するには約20年かかると言われている」などと説明を受けた。
那賀高3年湯浅芽巳(めみ)さん(17)は「想像以上に破損がひどくて衝撃を受けた。徳島の山間部でも地震で大きな被害が予想されるので、日頃の防災対策が重要だと感じた」と話した。
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