腹が減ってはいくさ(応援)ができぬ-。徳島ヴォルティスのホームゲームで、大勢のサポーターや家族連れの食欲を満たす「ヴォルティス屋台村」は今年も15店舗が軒を連ねた。毎回、時季やイベントに応じた限定メニューも企画する予定で、楽しみが増えそうだ。

 昨年と3店舗が入れ替わり、メインスタンドコンコースは1店舗減った。バックスタンドコンコースには地元の「フードスタンド灯」が新たに出店。2店舗から3店舗に増え、バックスタンドの飲食環境が充実した。

 今年は当日限定の特別メニューに力を入れている。3月の千葉戦では卒業シーズンに合わせた「卒業お祝いグルメ」を提供。4月1日の東京V戦では旬のイチゴのスイーツなどを集めた「いちごフェア」を開き、それぞれ好評だった。

 22日の讃岐戦は徳島のMFシシーニョの32歳の誕生日に合わせ、フードスタンド灯が記念グルメ「シシーニョ選手プロデュース・情熱のカレーパエリア」(800円)を限定40食用意する。母国のスペイン料理・パエリアをカレー風味にアレンジ。スパイスの利き具合などをシシーニョ自らが調えた逸品だ。

 アウェーの讃岐側からも、名物のコロッケや清涼感あふれるレモンスカッシュの販売店が出店する。