シオマネキの子ガニを撮影する親子ら=徳島市の吉野川河口干潟

 とくしま自然観察の会などは20日、徳島市の吉野川河口住吉干潟でシオマネキの子ガニの観察会を開いた。親子連れら約80人が参加し、青い色の子ガニの姿に驚きの声を上げながら、河口干潟の豊かな自然を実感していた。
 
 写真家の幸田青滋さん(65)=同市北矢三町2=が講師を務め、子ガニが潜んでいそうな場所についてアドバイス。参加者は、泥の穴から出てきた子ガニをデジタルカメラで撮影したり、じっくりと眺めたりしていた。
 
 シオマネキの子ガニは米粒ほどの大きさで体が青く、目が黄色いのが特徴。吉野川河口干潟は国内有数の生息地で、夏の終わり頃にふ化した子ガニが姿を見せるという。
 
 北島小4年の河野心雅君(10)は「こちらが少し動いただけでも素早く反応し、すぐに逃げるので驚いた」と話した。
 
 観察会は、シオマネキなどの貴重な生物が生息できる環境を守る大切さを考えてもらおう、と企画した。