ピンクの花を付けた大賀ハス=板野町犬伏の県立埋蔵文化財総合センター・レキシルとくしま

 古代ハスとして知られる「大賀ハス」が、徳島県板野町犬伏の県立埋蔵文化財総合センター・レキシルとくしまでピンクの花を咲かせている。

 大賀ハスは、千葉市で発掘された2千年以上前のハスの実から、植物学者の故大賀一郎博士が発芽させた。センターでは2011年に栽培を始め、翌12年に初めて花を咲かせた。

 ハスが咲くのは早朝から昼前までで、1輪につき4日程度花を付ける。代わる代わる咲き、7月まで開花が続くという。センターの担当者は「2千年の時を超えて咲く花を見て、古代に思いをはせてほしい」と呼び掛けている。