徳島市役所

 徳島市は15日、夏のボーナスを職員に支給した。内藤佐和子市長ら特別職と市議を含めた2910人が対象で、支給総額は前年同期比1518万円増の23億5135万円だった。

 一般職(2726人、再任用職員除く)への支給割合は、期末手当1・3カ月分と勤勉手当0・95カ月分の計2・25カ月分。人事院勧告により、勤勉手当が前年より0・025カ月分増えた。

 管理職を除く行政職の職員1人当たりの支給額(平均年齢32・9歳)は56万6113円で、前年より1万5468円増えた。

 特別職は前年より0・075カ月分増の1・65カ月分、市議は前年と同じ1・575カ月分。就任間もない市長と第1、第2副市長は在任期間に照らし、それぞれ30%分の66万4092円、53万2224円、50万1336円が支給された。

 市議は5月の臨時会で半額にする条例改正を行い、議長67万4730円、副議長61万1415円、議員57万2670円だった。

市議の5氏、受け取らず

 徳島市議会の須見矩明、美馬秀夫、森井嘉一、山本武生、玉野勝彦の5氏(いずれも自民)が15日、支給された期末手当を受け取らなかった。

 金額は5氏とも57万2670円。報酬の返還は公選法で禁止する寄付行為に当たるため、市議会事務局は近く、徳島地方法務局に供託して支払い済みの扱いとする。

 市議会は5月28日の臨時会で、期末手当を半額にする条例改正案を賛成多数で可決したが、5氏は全額削減の条例案を提案していた。玉野氏は「新型コロナウイルス感染症の影響でボーナスが支給されない企業が多い。現状を考え、市民に寄り添うべきだ」と話した。