昨年12月、東みよし町にある元交際相手の実家に放火して玄関ドアを焼損させたとして、現住建造物等放火未遂罪に問われた埼玉県東松山市、無職の男(25)の裁判員裁判の論告求刑公判が17日、徳島地裁であり、検察側は懲役5年を求刑した。

 検察側は論告で、元交際相手への怒りや憎しみから実家に放火し、復讐(ふくしゅう)しようとしたと指摘。「被害者となった両親には何の落ち度もなく、動機は身勝手で短絡的。被害者の精神的苦痛は大きかった」と非難した。

 弁護側は最終弁論で「不眠が続き、精神的に不安定だったことが犯行の原因。示談も成立している」と執行猶予付きの判決を求めた。

 起訴状などによると、昨年12月27日午前1時10分ごろ、東みよし町にある元交際相手の実家の玄関前にタオルを敷き、ガソリンなどを染み込ませて着火。玄関ドアの一部を焼損させたとしている。