中元の品定めをする来場者=そごう徳島店

最後の中元商戦を迎え、マスク姿で出陣式に臨む従業員=そごう徳島店

 8月末に閉店するそごう徳島店が17日、最後の中元商戦をスタートさせた。新型コロナウイルス対策として、特設売り場の注文カウンターには飛沫防止シートや仕切り壁を設けた。ハムなどの定番商品のほか、県内外のご当地グルメ、衛生用品など2259点を取り扱う。8月3日まで。

 午前9時半すぎ、6階の「お中元ギフトセンター」で出陣式を開き、杉本英男センター長(52)が「地元徳島のお客さまへのお中元は、これが最後となる。ありがとうの気持ちを届けよう」と激励。ウイルス感染防止のため、売り場責任者ら12人が間隔を空けて出席し、杉本センター長のガンバロー三唱に合わせ、無言で腕を突き上げた。

 売り場面積は例年と同規模だが、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を確保するため、待合所や注文カウンターのスペースを拡大。隣席との間隔を約1メートル空けたり、飛沫防止シートを設けたりしている。その分、展示商品数は約750点と、例年に比べて半減した。

 毎年、そごう徳島店で中元を購入しているという主婦(60)=徳島市=は「感染対策をしっかりしてくれているので、安心して来られる」と笑顔を見せた。間もなく閉店を迎えることには「インターネットでの買い物は苦手なので、これで最後かと思うと、どうしたらいいのか困る」と話した。