サッカーのUAE1部は21日、リーグ第21節が行われ、DF塩谷司(徳島県小松島市出身)が所属するアルアインは4−0でアルナスルを下し、3年ぶり13度目の優勝を果たした。通算成績を15勝5分け1敗の勝ち点50として、2位アルワフダとの勝ち点差を7に広げ、最終節を残して優勝を決めた。
塩谷は左サイドでフル出場。前半は2点目の起点となるパスを送り、後半17分には左サイドを駆け上がり、試合を決定づける3点目のアシストを記録。スウェーデン代表FWマルクス・ベリのハットトリックをお膳立てした。
昨夏、J1サンフレッチェ広島から移籍した塩谷は、リーグ開幕戦からスタメン出場を果たし、レギュラーに定着。第3節にリーグ初ゴールを記録するなど主に左サイドバックで攻守に活躍した。11月に左肩を負傷し、4試合を欠場したが、今年1月に復帰を果たすと、再びレギュラーとしてチームを支えた。リーグ戦は21節までに17試合に出場し、3得点を記録している。