妊婦向けレシピとガーゼマスクをセットで配布している「cotocoto―Raito」の元木さん=徳島市山城西2のcotocoto

 フリーランスで活動する管理栄養士らでつくるグループ「cotocoto―Raito(コトコト・ライト、徳島市)」が、妊婦向け料理のレシピを考案し、ガーゼマスクとセットで無料配布している。新型コロナウイルスに不安を抱く妊婦にマスクを届けるとともに、資格を生かして栄養やカロリー管理が必要な妊娠期の食事をサポートする。100セット用意しており、離乳食教室などを手掛ける「cotocoto」(同)などで受け取れる。

 レシピは、電子レンジで調理する鶏そぼろ丼や、ビニール袋に入れた材料を混ぜて冷やすだけのアボカドアイスなど計12品。葉酸や鉄分、食物繊維など妊娠中に必要な栄養を含んだ献立で、火を使わず短時間で作れるように工夫した。

 マスクは親子ペアの2枚1セットで、障害者就労支援施設「ゆいたび」(吉野川市)で作られた。受け取った人には、対面かオンラインで30分程度の食事相談を受け付ける。

 新型コロナの感染拡大を受け、ゆいたびでは妊婦向けのマスクを製造していたものの、妊婦とのつながりが乏しく贈る方法を探っていた。cotocoto代表で管理栄養士の元木美咲さん(34)が、窓口になると手を挙げ、レシピとセットで配布することにした。

 知人の2人に呼び掛けてグループを作り、それぞれの妊婦経験を生かしてレシピを考えた。県西北部で受け取りを希望する人には、阿波市と美馬市に住むメンバーが対応する。

 元木さんは「妊婦に対する支援の輪が広がる中、資格を生かして何かできないか考えていた。妊婦以外も満足できる味付けで、誰でも簡単に作れるレシピができた。ぜひ試してほしい」と話した。

 問い合わせは元木さんのメール<cotocoto.misaki2018@gmail.com>。