徳島海上保安部は22日、カキを密漁したとして、漁業法と水産資源保護法違反の疑いで、鳴門市、海産物販売業の男(33)ら3人を逮捕、送検したと発表した。保安部は、3人が密漁で過去5年間に約6400万円を売り上げたとみて調べている。

 他に逮捕されたのは、鳴門市、会社員の男(33)、同市、会社員の男(34)の両容疑者。

 逮捕容疑は、5月19日午後3時50分から午後4時40分までの間に、兵庫県南あわじ市の門埼灯台から南へ125メートルの海域で、知事の許可を得ずに潜水器を使ってイワガキ438個(6万8千円相当)を捕ったとしている。逮捕は2日、送検は3日付。

 保安部によると、漁業関係者から通報があり、現場周辺での捜査で分かった。捕ったカキは徳島市の卸業者に売っていた。3人は少なくとも3年以上前から密漁をしていたと供述しており、売却先などを調べている。

 徳島地検は22日、海産物販売業の33歳男、会社員の33歳男を両罪で起訴。会社員の34歳男は徳島区検が略式起訴し、徳島簡裁が罰金20万円の略式命令を出して即日納付された。地検は「捜査の結果、判断した」としている。