サッカーJ2の徳島ヴォルティスは26日、鳴門ポカリスエットスタジアムでモンテディオ山形と対戦し、1-1で引き分けた。
通算成績は14勝9分け7敗で、勝ち点は1増えて51となった。順位は4位のまま。
前半20分にFW渡が、徳島のシーズン最多得点を更新する今季17点目のゴールで先制したが、後半は相手のプレスに攻めあぐね、26分にコーナーキックから追いつかれた。
J2第30節 鳴門ポカリスエットスタジアム 観衆4,567人
徳島 1-1 山形
1-0
0-1
得点 徳島 前半20分 渡
山形 後半26分 阪野
◆岩尾の連続フル出場が64でストップ
MF岩尾憲が2016年4月からリーグ戦で続けていたフル出場が64試合で止まった。次節は警告の累積で出場停止となったため。後半14分に、自陣でこぼれ球を取ろうと、スライディングで飛び込んだが、一瞬早くボールに触れた相手選手を倒してしまい、今季4枚目のイエローカードを提示された。
追いつかれて引き分けた山形戦を振り返り、相手のプレスが増した後半、徳島の選手のボールを受けるポジションのずれや、それに伴うパスミスなどが出て「個々がボールを受けたがらなくなってしまった」と指摘。チームが消極的になったことを悔やんだ。
次は、今季の前半戦で敗れた難敵・松本戦。ロドリゲス体制になって攻守の柱であるキャプテンを初めて欠くが、岩尾は「僕がいなくて負けるようだったらダメ」とチームに信頼を寄せる。「チームのためにやれることをやる」と次戦に向けてチームメートを支え、ピッチに送り出す。