鳴門渦潮高校

 徳島県は25日、鳴門渦潮高校(鳴門市)の食堂で食事をした生徒40人が下痢や腹痛などを訴え、このうち6人の便から食中毒の原因となるウエルシュ菌を検出したと発表した。重症者はおらず、全員が回復傾向という。

 県安全衛生課によると、食堂はフードセンター(徳島市)が運営。同校の寮で生活する1~3年の64人が19日に昼食(鶏肉かば焼き風、三色きんぴら、キャベツとハムのナムルなど)と夕食(冷やし中華、イカのオイスター炒め、春巻き、ごま団子など)を食べた。調理したのは4人。

 20日朝に生徒20人が体調不良を訴え、複数の医療機関を受診した。学校によると、食中毒が原因で授業を欠席した生徒はいない。

 県は19日の食事が原因とみて、食品衛生法に基づき25、26両日、食堂を営業停止処分にした。食堂は20日から自主休業している。

 ウエルシュ菌は加熱しても死滅せず、室温で放置すると増殖しやすくなる。県安全衛生課は「調理後はすぐに食べるか、冷蔵庫に保存してほしい」と呼び掛けている。