くわ入れをする出席者=阿波市市場町の交流防災拠点施設アエルワ

 徳島自動車道の一部区間を試験的に4車線化する工事の着工式が22日、阿波市の自動車道工事区間に近い同市市場町の交流防災拠点施設アエルワであった。

 

 4車線化による渋滞緩和や事故減少などの効果を検証するのが狙い。実施されるのは美馬市脇町の脇町インターチェンジ付近から東へ7・5キロまでの暫定2車線区間で、新たに2車線を設ける。5月にも阿波市の井手口高架橋から着工し、2020年度の完成を目指す。

式には県、阿波市、西日本高速道路の関係者約120人が出席。飯泉嘉門知事らが工事の安全を願ってくわ入れをした。