カモン牟岐が製造した地ビール=牟岐町内

 牟岐町の活性化に取り組んでいる若者グループ「カモン牟岐」が初めて地ビールを製造した。地域を盛り上げる起爆剤にしようと、2015年秋に町内で原料の大麦の栽培から始めていた。7月下旬の町内の夏祭りで試飲してもらったところ「フルーティーな味」などと好評だった。今後、大麦の栽培方法やビールの製造方法について検討を加えながら、商品化を目指す。

 同町河内で16年5月に刈り取った大麦を原料として、栃木県の醸造会社にビールの製造を委託。今年2月、瓶ビール(330ミリリットル)150本が完成した。

 7月下旬に開かれた姫神祭では専用ブースを設け、来場者に試飲してもらった。「すっきりして飲みやすい」「苦味が少なく爽やか」といった感想があり、商品化に反映させる。

 大麦の栽培からビールの醸造までに町の補助金約27万円を利用した。大量生産ができないため現在1本当たりの原価は約660円と高い。今後はカモン牟岐が費用を負担するが、価格を引き下げるために製造方法を変更し、大麦の栽培面積も拡大する。

 販売は、町内外のイベントへの出店や、知り合いの飲食店を通じて提供する方法を検討する。一般販売の具体的な計画はない。