徳島市の性風俗店に勤める20代女性の新型コロナウイルス感染が確認されたのを受け、徳島県は28日、濃厚接触者の男性客2人のPCR検査を実施し、いずれも陰性だったと発表した。
県によると、女性がコロナ感染後の17～25日に性風俗店で接客した30人のうち、連絡が取れたのは8人。27日に検査を受けた4人と合わせて6人の陰性が判明し、残る2人にもPCR検査を受けるよう促している。残りの客22人の連絡先は分かっていない。県は帰国者・接触者相談センターに連絡するよう呼び掛けている。
28日は10件のPCR検査が行われた。陰性だった男性客2人以外に、この女性の関係者はいない。
県は27日、女性が訪れていた飲食店の関係者13人の検査も行い、いずれも陰性だった。女性の立ち寄り先は、この飲食店の他にないとみている。
