野菜を品定めする来場者(左)=徳島市のしんまちボードウオーク

 新型コロナウイルスの影響で自粛していた欧風産直市「とくしまマルシェ」が28日、徳島市のしんまちボードウオーク一帯で4カ月ぶりに開かれた。店舗数を減らして店同士の間隔を空けるなどの感染防止策を講じる中、来場者は久々の買い物を楽しんだ。

 野菜などの生鮮品や梅酒といった加工品、パンなどを扱う42店が並んだ。出店者はマスクや手袋を身に着けて接客し、来場者に手指消毒を促したり商品になるべく触れないよう求めたりしながら営業していた。

 中谷農園(神山町)の中谷守さん(69)は「直売だけに絞っているので再開はありがたい。人が少ないのはやむを得ない」。夫婦で訪れた阿南市の女性(63)は「作り手との会話が楽しみで毎月来ていた。混み合う時間を避けたので不安はなかった」と話した。

 事務局によると、出店予定だった49店のうち、26日に県内で新たな感染者が確認されたことなどを理由に、7店がキャンセルしたという。

 マルシェは毎月最終日曜に開催されていたが、新型コロナの影響で3~5月は中止になった。次回は7月26日に開かれる予定。