とくしまマラソン実行委員会は29日、徳島市の徳島グランヴィリオホテルで総会を開き、第11回大会を2018年3月25日に開くことを決めた。定員は前回と同じ1万5千人で、11月14日から募集する。ゲストランナーには、1991年の陸上世界選手権男子マラソン金メダリストの谷口浩美さんらを招く。

 参加者はインターネット(1万4300人)と郵便振替(500人)で募る。ネットの受け付けは11月14日午後10時からで先着順。4大会連続で海外枠(200人)も設けた。

 コースは前回と同じで、徳島市のかちどき橋南側の国道55号を午前9時にスタート。北上して吉野川大橋を渡り、吉野川北岸を西進、西条大橋、吉野川南岸などを経て徳島市陸上競技場にゴールする。制限時間は7時間。混雑緩和のため前回初めて導入された2段階の時間差スタートを今回も取り入れる。

 年代別表彰の対象を拡大。「50代」「60代」「70代以上」と3区分だったのを、「19歳以下」「20~24歳」「85~89歳」など15区分にする。

 小学生から参加できるファンラン(4・2キロ)も前回に続き、大会前日に徳島中央公園周辺で行われる。

 ゲストランナーは谷口浩美さんのほか、2004年のアテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさんと、NPO法人ニッポンランナーズ理事長の金哲彦さんを招く。谷口さんは初出場で、野口さんは2大会連続、金さんは2大会ぶりとなる。