マリンジャムにお目見えしたタッチングプール。海に生息する魚や貝などと触れ合える=海陽町宍喰浦

 海陽町宍喰浦の町海洋自然博物館マリンジャムで、近くの海に生息する魚や貝に直接触れて遊べるタッチングプールがお目見えした。海水を入れ、底に砂を敷き詰めたプールで、幼児から大人まで小さな海を体験できる。早ければ10月に周囲を整備し、入水して遊べるプールにする。

 プール(広さ約30平方メートル、深さ約20センチ)では、同館がある竹ケ島周辺の海洋生物を飼育している。ドチザメやヒラメの子ども、マガキガイ、ヤドカリ、ナマコ、ヒトデなど10種類以上が生息する。

 プール内には海草や岩などを置き、常に海水をくみ上げて循環させている。本物の海は高波や有毒生物などの危険が伴うため、幼児でも安全に海の世界が楽しめるようにした。

 同館は1995年に開館。97年度の来館者数は約2万4千人だったが、16年度は約6千人と大幅に減少している。同館は打開策として、昨年からプール開設に向けて準備を進めてきた。

 プールに入れる魚などは地元の漁師に協力を求め、無償で提供してもらっている。整備費用約400万円は、国の地方創生関連の補助金を活用した。

 奥村正俊館長は「1歳の子でも十分楽しめるはず。家族で訪れてもらえたら」と話している。

 プールの見学は無料。ただし、プール周辺の整備終了後、入館料が必要となる。問い合わせはマリンジャム<電0884(76)3100>。