[上]ゆるキャラグランプリへの投票を呼び掛ける県内のゆるキャラたち=徳島市の文化の森21世紀館 [下]初出場した松茂係長(右)とちょぞっ娘(左)

[上]ゆるキャラグランプリへの投票を呼び掛ける県内のゆるキャラたち=徳島市の文化の森21世紀館 [下]初出場した松茂係長(右)とちょぞっ娘(左)

 ゆるキャラの人気日本一を決める「ゆるキャラグランプリ」(実行委主催)に、今年は徳島県内の自治体や企業などから昨年より1体多い16体がエントリーした。各陣営は上位進出を目指し、イベントに参加したり、インターネットの会員制交流サイトで情報発信したりして、知名度アップに奔走している。

 県や公式サイトによると、県内では松茂係長(松茂町)と、ちょぞっ娘(こ)(勝浦町)が初出場。インターネット投票が8月1日から始まっており、国内外の1156体が「総合ランキング」「ご当地」「企業・その他」の3部門で競っている。

 各陣営のPR活動も徐々に盛り上がりを見せている。昨年県勢で過去最高の総合11位に入った木頭ゆずのPRキャラクター・ゆずがっぱ(那賀町)は、台湾やタイなど、海外のイベントにも足を延ばして積極的にPR。かわに~ズ(とくしま旅づくりネット)、文ちゃん(文化の森スクール)なども、イベントへの参加やフェイスブック、ツイッターを活用した情報発信を本格化させている。

 県は応援依頼のあった14体を紹介するチラシを1万部作製し、イベントなどで随時配布している。同20日には県文化の森総合公園で開かれた「サマーフェスティバル」で、つたはーん(阿波池田商工会議所)、あいのすけ(藍住町)、とっくりん(とっくりん応援隊)など6体が来場者に投票を呼び掛けた。

 インターネット投票は公式サイトで11月10日午後6時までで、同18、19日に三重県桑名市で決選投票が行われる。


 ◆エントリーしている県内のゆるキャラ◆

 <1>かわに~ズ    とくしま旅づくりネット
 <2>とっくりん       とっくりん応援隊
 <3>文ちゃん        文化の森スクール
 <4>蒼竜神マヴェル
     キャラクター創作オフィスWoM・BoX
 <5>うだつ小町       うだつの上がる会
 <6>ゆずがっぱ          chico
 <7>あいのすけ            藍住町
 <8>金長たぬき こまポン      小松島市
 <9>ムヤくん           テレビ鳴門
 <10>ポンスター         小松島競輪
 <11>秘境竜         三好市観光協会
 <12>つたはーん     阿波池田商工会議所
 <13>松茂係長            松茂町
 <14>みえ太       ケーブルテレビ徳島
 <15>えびー太         美波町商工会
 <16>ちょぞっ娘           勝浦町