3日、モスクワ郊外の公邸でテレビ会議に出席するロシアのプーチン大統領(ロシア大統領府提供・タス=共同)

 国後島に設置された記念碑。ロシア改正憲法の領土割譲禁止条項の文言が記されている=3日(国後島住民提供、共同)

 【モスクワ共同】ロシアの全国投票で領土割譲の禁止を明記した改正憲法が承認されたのに合わせ、極東サハリン州の事実上の管轄下にある北方領土・国後島で2日、条項の文言が記された記念碑の除幕式が行われた。

 地元の若者が中心となり、中心集落の古釜布(ロシア名ユジノクリーリスク)の広場に設置。サハリン州は「ロシアの国境の不可侵性や、クリール諸島(千島列島と北方領土)の帰属問題に終止符を打つものだ」と条項の意義を強調した。

 改正憲法は67条で「ロシア領土の割譲に向けた行為や、割譲の呼び掛けは禁止される」と新たに規定した。