徳島県庁

 徳島県立学校の登下校時間帯の一部列車で「3密」(密閉、密集、密接)状態が表面化した問題で、県教委は登校時の混雑を緩和するため徳島市など4区間で臨時の貸し切りバスを7月下旬から運行する。3日の県議会文教厚生委員会で、井下泰憲氏(自民)の質問に榊浩一教育長が答えた。

 運行するのは▽佐古駅(徳島市)―城南高(同)▽江口駅(東みよし町)―池田高(三好市)▽三加茂駅(東みよし町)―池田高▽南小松島駅(小松島市)―富岡東高(阿南市)の4区間。いずれも各駅から、各高校まで運ぶ。出発時間や台数は検討している。

 それぞれの出発駅から高校の最寄り駅までの定期券を持つ生徒が対象。大型バス(定員45人以上)を使用し、密集を避けるため乗車は25人程度とする。料金は不要。

 県立学校47校の列車通学生を対象にした6月8日の混雑状況調査で常時100人以上の生徒が乗車する4路線11区間が判明。一般客を含めた混雑状況が特に過密だった区間を選んだ。

 期間は10月末までとし、終了後は利用者にアンケートして効果を検証する。事業費は3千万円を見込んでいる。