三味線の調べを響かせる屋形船=徳島市の新町川

 船上で三味線の調べを響かせる恒例の「屋形船と邦楽の夕べ」(NPO法人新町川を守る会など主催)が3日、徳島市の新町川で始まった。奏者らは新型コロナウイルスの終息を願い、川辺に情緒ある音色を響かせた。

 新町川水際公園で式典があり、善福寺(同市寺町)の木村正知住職が早期終息を祈願。屋形船に乗った長唄グループの徳島佐苗会・青の会の会員ら6人が、長唄「紀州道成寺」、「菖蒲浴衣」、阿波踊りの「よしこの」など6曲を披露した。

 会を主宰する杵屋佐篠さん(86)は「皆さんが少しでも前向きになれるよう思いを込めて演奏させていただいた」と話した。

 邦楽の夕べは7月の毎週金曜と8月7、12~15日、いずれも午後6時から催される。