徳島発のコミックバンド「四星球(スーシンチュウ)」が4日、徳島市のアスティとくしまで四国4県ツアー「動け四星球」の初日公演を開いた。新型コロナウイルス対策で3~6月の全国ツアーを中止して以来、4カ月ぶりとなる有観客ライブで、感染を防ぐため5000人収容できるホールで定員80人に制限。ステージと客席の間や、観客同士の距離は大きく開けられていたものの、メンバーは観客の前でライブをできる喜びを、ファンは大好きなアーティストのパフォーマンスを間近で見られる喜びをかみしめ、心を一つにして笑顔で盛り上がった。

 

 午後1時半からと4時からの2公演に約160人が参加。2回目の公演はインターネットで有料配信も行われた。公演は新曲「ライブハウス音頭」で幕開け。ライブで盛り上がる定番の「クラーク博士と僕」 「鋼鉄の段ボーラーまさゆき」などアンコールを含め計9曲が披露された。会場ではソーシャルディスタンスを保つため床に半径2メートル以上の間隔を空けてフラフープが設置され、観客はその中で演奏に合わせて手拍子をしたり、手を振ったりして楽しんだ。

 

 ボーカル北島康雄さんは、観客同士の距離が離れた光景について「ばかばかしく見えちゃうけど、これが今一番かっこいい姿。未来のためにやってますから」と、コロナ禍以前の状況を取り戻すためにいち早く行動を起こしたことに胸を張り「僕たち18年、これよりばかばかしいことをやってきた。ライブをなめるな!」とライブバンドとしての気概を叫んだ。ライブハウスでの公演再開に向けた手応えも感じたようで「やりたいことがいっぱい増えた」と抱負を述べた。

【ライブ写真】