大塚国際美術館で販売している菓子やタオルなどのオリジナル商品

 鳴門市鳴門町の大塚国際美術館が、館内で販売するオリジナル商品を充実させている。県内業者らと連携し、名画にちなんだ菓子やカレンダー、ミニタオルなどを次々と企画した。オリジナル商品は開館当初の4倍の約20点にまで増え、地元の振興やPRにつなげている。

 人気の菓子は、ムンクの叫びをデザインした「ムンク阿波和三盆糖」(756円)。和菓子店・鳳月坊(鳴門市)から1日30箱限定で仕入れ、連日売り切れになっている。市岡製菓(徳島市)とコラボした「睡蓮(すいれん)まんじゅう」(6個入り、1296円)はカスタードを桜と抹茶の生地で包み、箱にデザインしたモネの作品が来館者に喜ばれているという。

 みやげ品卸業の近藤商事(板野町)から仕入れる「スクロヴェーニ礼拝堂 星空コンペイトウ」(518円)は、礼拝堂の星空をイメージし、青と黄のコンペイトーを作りソーダ味とパイナップル味が楽しめる。

 このほか、絵画「ヴィーナスの誕生」をモチーフにした今治産のタオルハンカチ(1296円)などもある。

 同館ショップでは1998年の開館当初から既製品が多く、オリジナル商品はミニ陶板など5点にとどまっていた。数年前から「名画にちなんだみやげがほしい」との要望が来館者から相次ぎ、スタッフが地元・徳島の振興につながる商品をと2015年ごろから企画し、充実させた。

 同館は「西洋名画とともに徳島の魅力を知ってもらえれば」と話し、来年3月の開館20周年に合わせて、新たなオリジナル商品を企画している。