記者会見する飯泉嘉門知事=7日午前10時すぎ、県庁

県内で3人の感染者が出たのを受け、対応を指示する飯泉知事=7日午前9時すぎ、県庁

 徳島県は7日、徳島保健所管内で新型コロナウイルスの陽性者3人を確認したと発表した。県内での発生は7~9例目。いずれも感染源は分かっていない。

 県によると、7例目は介護士の20代女性。2日に鼻詰まりやのどの痛みがあり、翌日3日に38度の発熱があった。6日は呼吸困難や頭痛などの症状が現れ、PCR検査を受けた。女性は6月30日と今月1、3、4日の4日間、仕事に従事していた。

 8、9例目は女性と同居する10代男女。8例目の男性は大学生で、6日に発熱や呼吸困難の症状が出た。4日と6日に通学し、講義を受けていた。

 9例目の10代女性は無職で、現在のところ自覚症状はない。

 飯泉嘉門知事は会見で、3人はいずれも石井町在住と明かした。20代女性は小松島市の高齢者用グループホームの介護士。10代の男女と一緒に2DKのアパートに住んでいる。20代女性と10代男女はそれぞれ1部屋ずつ使用している。県は10代男女が女性介護士の濃厚接触者とみてPCR検査した。

 8例目の男性は徳島文理大生。男性の陽性が確認されたのを受け、同大はこの日、徳島市の徳島キャンパスを臨時休校にした。学内での男子学生の濃厚接触者は特定できていない。

 知事は「感染源が特定されていない県内で初めての事例」として、3人の立ち寄り先などを把握し、感染経路の特定を進める。グループホームに対しては名称などの公表を要請しているという。