足輪が装着され、巣に戻されるひな=24日午前10時36分、鳴門市大麻町

 徳島県などでつくるコウノトリ足環(あしわ)装着プロジェクトチームは24日、3月に鳴門市大麻町で生まれたひな2羽に、個体を識別する足輪を装着した。

 5月中旬とみられるひなの巣立ち後の移動追跡や行動の調査などに役立てられる。装着作業はスムーズに進み、識別番号「J0181」「J0182」が付けられた。

 2羽の体重は3255㌘と3975㌘だった。羽毛も採取され、徳島大が5月1日までに血液をDNA鑑定して雌雄を判定する。