西日本付近に停滞している梅雨前線の影響で、7日の徳島県内は局地的に激しい雨が降り、道路の通行止めや公共交通機関の運休が相次いだ。

 徳島地方気象台によると、5日午後4時の降り始めから7日午後4時までの雨量は、那賀町木頭和無田で201・5ミリ、三好市東祖谷京上で147・0ミリ、三好市池田町で96・0ミリに達した。

 8日の時間雨量はいずれも多い所で北部40ミリ、南部50ミリ、8日午後6時までの24時間雨量は北部150ミリ、南部200ミリと予想されており、気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意を呼び掛けている。

 三好市東祖谷の一部154世帯277人に避難準備・高齢者等避難開始が出され、菅生地区の2世帯3人が避難している。

 県によると、午後7時時点で川島潜水橋(阿波市―吉野川市)、国道439号(三好市)など7路線10カ所が冠水などで通行止めになっている。この影響で四国交通の路線バス祖谷線が一部区間で運休した。

 JR四国は雨量が規制値を超えたため、土讃線・阿波池田―高知駅間の特急と大歩危―土佐山田駅間の普通列車の運転を終日見合わせた。8日も始発から運休し、天候が回復して安全が確認できれば昼過ぎから運転を再開する。

 学校関係は三好、那賀、海陽の1市2町で小中学校16校が臨時休校した。