8日の徳島県内は、西日本付近に停滞している梅雨前線の影響で明け方まで局地的に激しい雨が降った。国土交通省の雨量計では、三好市東祖谷で午前4時までの1時間に93ミリの猛烈な雨を観測した。

 徳島地方気象台によると、5日午後4時の降り始めから8日午後4時までの雨量は▽那賀町木頭和無田327・0ミリ▽三好市東祖谷京上274・5ミリ▽上勝町福原旭165・5ミリ―など。

 県によると、午後8時時点で阿波市の千田潜水橋など3路線4カ所が冠水のため通行止めになっている。三好市東祖谷の一部154世帯277人に出されていた避難準備・高齢者等避難開始は午前10時15分に解除され、避難していた菅生地区の2世帯3人は帰宅した。つるぎ町一宇地区の404世帯660人には午前3時10分に避難勧告が出され、同6時半に解除された。避難者はいなかった。

 JR四国は雨量が規制値を超えたために土讃線・阿波池田―高知駅間の特急と阿波池田―土佐山田駅間の普通列車の運転を7日から見合わせていたが、8日午前11時57分に再開した。

 学校関係では三好、勝浦、那賀、海陽の1市3町の小中学校18校と小松島市の県立みなと高等学園、阿南市の県立阿南支援学校が臨時休校した。阿南市の吉井小学校と吉野川市の県立川島中学校は授業の開始を遅らせた。