徳島など瀬戸内海沿岸7県を拠点とするアイドルグループSTU48は9日、専用劇場が入る船「STU48号」での公演を来春をめどに終了すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大を受け、観客を入れた公演は2月後半から休止が続いていた。今後は会場を固定せずに各地を巡って公演を行う。

来春での廃止が発表されたSTU48号=昨年9月、徳島県小松島市の徳島小松島港

 STU48の公式サイトでは今後の活動について「継続的な公演の開催を望まれるファンの皆さまの声に応えるべく、新型コロナ感染防止対策を講じながら瀬戸内エリアを中心に会場を固定せずに各地を巡って公演を開催することといたします」と説明。「状況に応じて臨機応変な対応で公演を開催することで、より多くのファンの皆さまに会いに行く機会を作ってまいります」と理解を求めている。

 さらに「これに伴い残念ながら来春をめどに『STU48号』はその役割を終えさせていただく予定ですが、海に育てられたSTU48として引き続きまた違った形で船上や港での活動を進めてまいります」としている。既に発表されている劇場からの配信限定公演など、可能な範囲でSTU48号を使用していくという。

 STU48は、AKB48グループでは初めて拠点が複数の県にまたがり、劇場を船の上に持つことをコンセプトに2017年3月に誕生した。STU48号は船体の確保などが難航して完成が予定より遅れ、昨年4月に就役したばかりだった。徳島には9月18日に寄港している。

 突然の発表を受け、STU48メンバーはそれぞれツイッターを更新して驚きや悲しみをつづった。

 シングル4作連続センターを務める瀧野由美子さんは「ずっとずっと待ち続けた船でした。もっと一緒に冒険したかったね。残りの時間も宜しくお願いします」、キャプテン今村美月さんは「まだ信じたくないし、すごく寂しくて辛い決断ですが、残りのSTU48号との時間を大切にしたいと思います」、榊美優さんは「寂しすぎて…もっともっと、このSTU48号で活動していきたかったですね…」と寂しい心境を吐露した。副キャプテン福田朱里さんは「残念ながらSTU48号での活動が来春で終了しまうことになりました。船がある時代のSTUを知るメンバーのひとりになれて良かったです。自分たちのホームに感謝して、最後まで悔いのないよう思い出を作ろうと思います」と前を向き、前キャプテン岡田奈々さんは万感を込めて一言、「STU48号ありがとう」とつぶやいた。

 石田千穂さんは「思い出沢山の大切な船、ありがとうの気持ちでいっぱいです。寂しいですが、残りの時間を大切にしていきます!」、岩田陽菜さんは「今までのことを振り返ると、STU48号には本当にたくさんの思い出があります。でも、心の中の思い出は永遠に消えないからね、、ありがとう。STU48号」、門脇実優菜さんは「今まで私たちを瀬戸内の海に連れて行ってくれてありがとう。とてもまだ寂しいけれど、これからはまた新しく第二章のSTU48として頑張るね。もっと沢山の方にSTU48を好きなって貰えるように。。、!」、峯吉愛梨沙さんは「今までありがとうございました。最後まで、たくさん思い出をつくりたいです!!」と感謝を述べた。

 甲斐心愛さんは「船が出航した時は、STU48ファンみんな大喜びしました。STU48号、船の揺れもステージから見る景色も全部忘れられない宝物です」、沖侑果さんは「STU48号、今までありがとう。あのステージで踊ることが大好きでした。船上での一つの一つの公演を大切に、そしてまた瀬戸内7県巡ってたくさんのファンの方に会いに行けるよう私も頑張ります」、信濃宙花さんは「ゴゴリバ公演に引き続き、僕恋公演の初日メンバーとしSTU48号のステージでパフォーマンスができたこと本当に楽しかったです。STU48号と思い出をいっぱい作りたいなって思います」と思い出を振り返った。

 薮下楓さんは「寂しい。悔いのないようにしたい」、石田みなみさんは「私たちの象徴でもあり、たくさんの思い出もあり、このまま一緒に過ごしていくものだと思っていました。何事も当たり前なことはないんだな、と、、。STU48号との残りの時間を大切に過ごしていきたいと思います」、兵頭葵さんは「STU48号ありがとう。少しの間でしたが貴重な体験をさせてもらいました。これからは自分たちだけでみなさんに会いに行って、瀬戸内を全国に広めていけるようにがんばりますね」、大谷満理奈さんは「STU48号で学んだことは忘れません。これからも船、海を好きなことは変わりません」と決意を述べた。